2020.01.23 タオル作成コラム
伝統ある泉州タオルの製造はタオルを織りあげてから精錬・漂白を行う後晒(あとさらし)製法という手法で生産されています。
通常タオルの製造時は原料の糸の強度を上げるため、糸に糊をつけて織りあげていきますが、そうして出来上がったタオルには糊が付着したままですので、そのままでは水をはじいてしまい、肌触りも良くありません。
泉州ではその織りあがったタオルの糊を洗い流し、時間と圧力をかけて漂白することで、綿本来の柔らかい肌触りと吸水性を引きだしています。この精錬・漂白の工程を「晒し」といい、タオルを織りあげた後に晒し加工を行うため「後晒し」という名前で呼ばれています。
泉州タオルはこの後晒し製法により、とても清潔で心地の良い風合いを持った真っ白なタオルに仕上がります。糊を取り除いた状態でお届けしますのでよく水を吸い取り、洗濯しても縮みにくいというのも泉州タオルの魅力です。
ちなみにもう一つの有名な国産タオルである今治タオルは、タオルを織る前に晒し工程を行う「先晒し」という製法で作られています。先晒しはより柔らかい質感の仕上がりとなりますが、織りあげた後にしっかり糊を抜く必要があり、後晒しのタオルと比べると価格も上がりやすくなります。その様な点を考え、当サイトではコストパフォーマンスに優れる泉州タオルを使用しています。
伝統の後晒し製法で作られるタオルは吸水性・肌触り共に申し分なく、高品質な生地のタオルに仕上がります。さらに当サイトの泉州タオルは、明治時代に創業した伝統ある企業のタオルのみを取り扱い、より品質にこだわったタオルをお届けしています。
「とにかく価格を抑えたい!」という方は一般的な品質のスタンダード名入れタオルがおすすめですが、「せっかく作るのなら品質にもこだわりたい!」という方には泉州名入れタオルが断然おすすめです。
粗品としてお渡しする名入れタオルの品質が良いものであれば、相手の方も喜びますし、タオルに印刷した名前のイメージもとても良いものになります。定番の白生地をはじめ、カラー生地や花柄の印刷されたタオルなど、豊富なラインナップをご用意していますので、当サイトの泉州名入れタオルを是非ご利用ください。